△○□(ストゥーパ)発想法

概要

 アイデアを簡単に発想することができるアイデア発想法「△○□(ストゥーパ)発想法」を紹介しています。△○□(ストゥーパ)発想法は、△、○、□の形にキーワードを当てはめながら、従来の発想から飛び出して、新しいコンセプトを発想していきます。△○□の並びが仏教の仏教塔=ストゥーパに似ていることからストゥーパ発想法とも言われます。

 簡単に始められるよう、発想法のテンプレ―トを無料で公開しています。ぜひご活用下さい。

 

使い方

  1. テーマの3要素の決定(△)
  2. まず最初に、テーマを決めます。△の中心に、新しいコンセプトを発想したい「テーマ」を記入します。その後、そのテーマに関して、世間的によく知られている「要素」を三角形の頂点に3つ記入します。要素を考える際に、テーマを3つの言葉で表したらどうなる?という視点で考えるとよいでしょう。ストゥーパ(△)

  3. 要素の組み合わせ(○)
  4. 要素を3つ決めたら、3つの○の中心に要素を記入します。円の重なり合う部分が、「要素の組み合わせ」となります。各要素を組み合わせたアイデアを記入することになります。要素と要素の境界面を考えることになりますので、この時点でいくつかの有望なアイデアを発想することができると思います。ストゥーパ(○)

  5. テーマの新しい形(□)
  6. 最後は□を埋めます。要素の組み合わせ3つを四角形の角に記入していきます。4つの角のうち、最後の1つの角は隠し味として「新機軸」=重要になりそうだと思うキーワードを記入します。
    そして、□の中心に、4つの角に記入したキーワードから考えられる「新しい考え方のテーマ」を発想します。ストゥーパ(□)
    新機軸は特に重要です。ここには自由にキーワードを記入できますが、あまりかけ離れたキーワードを置くと、アイデアがまとまらないことも多いです。ですが、テーマから簡単に連想するワードを入れても従来の発想から抜け出すことができません。いくつかの候補を考えて試行錯誤することがよいでしょう。

具体例

それでは△○□発想法の具体例を出しましょう。
テーマは「イクメン」です。

ストゥーパ発想法の具体例

  1. テーマの3要素の決定では、要素として「料理」、「育児」、「仕事」をあげました。
  2. 次に要素の組み合わせです。ここでは、料理と仕事の組み合わせで、「家事の分担」、育児と仕事の組み合わせで「時短勤務」、料理と育児の組み合わせで「離乳食」を記入しました。
  3. 最後にテーマの新しい形です。新機軸として「残業」を入れました。
  4. いよいよ新しいコンセプトの発想です。イクメンとは、「いかに家事と仕事を両立させるか」に集約されると結論付けました。

 さてこれから、アイデアを発想していきます。イクメンとは、「いかに家事と仕事を両立させるか」でした。そこで、家事をいかに効率化させるかがキーポイントとなります。この考え方をドメイン戦略として製品開発していけば、イクメン市場?で新しいビジネスを展開することができます。

 例えばあなたが主婦なら、男性向けに家事を以下に短縮するかに関して記載されたノウハウ本を出版してはいかがでしょうか?男性向けの家事短縮をテーマとした教室を開業しても面白いかもしれませんね。

テンプレートのダウンロード

△○□発想法のテンプレートは、以下のリンクからダウンロードできます。

stupa.zip ダウンロード



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