「ランチェスター戦略 計算アプリ」
使用方法
使用方法
WEBアプリ「ランチェスター戦略 計算アプリ」の使用方法を説明します。
最初に以下の4つのパラメーターを入力します。
これらのパラメーターは「兵数」と「武器性能」となっていますが、経営学では、兵数を売上高、組織力、社員数など、資本力の規模と置き換えることができます。一方で、武器性能は技術力、性能差など製品の品質として置き換えることができます。
それぞれのパラメーターに数字を入力して下さい。何も入力しない場合や数字意外の文字を入力した場合はエラーとなります。
数字を入力して「計算する」をクリックすると結果が出ます。
(結果ページ)
先頭に現れるのは、あなたが入力した数字です。この戦力差で戦った場合、ランチェスターの法則の計算式を使うと、勝つことができるのか表示されます。
ランチェスター戦略の2つの法則
ランチェスター戦略は2つの法則で成立されています。1つは個人間の戦闘を想定したランチェスター戦略1次法則です。もう一つは集団間の戦闘を想定したランチェスター戦略2次法則です。
1次法則の場合、一騎打ちのように1対1で戦う場面を想定すればよいでしょう。一方で2次法則の場合、機銃のように、1人が多人数を相手にするような集団戦闘を想定します。現在のビジネスの世界ではインターネットなどが普及し、集団戦闘の様相を呈しているため、2次法則に則るとされています。
計算式は以下の通りです。
①1次法則
・・・式1
X0:自軍の初期兵力、X:自軍の残存兵力、敵軍の初期兵力:Y0、敵軍の残存兵力:Y、α:自軍の武器性能、β:敵軍の武器性能
②2次法則
X0:自軍の初期兵力、X:自軍の残存兵力、敵軍の初期兵力:Y0、敵軍の残存兵力:Y、α:自軍の武器性能、β:敵軍の武器性能
現代の市場はランチェスター2次法則に則る
現在のビジネスの世界ではインターネットなどが普及し、集団戦闘の様相を呈しているため、2次法則に則るとされています。
実際に計算してみるとわかるのですが、2次法則は武器性能よりも、兵力が絶対的に重要です。
次の図は残存兵力を経時変化で表したグラフになります。残存兵力は以下の通り、2次法則のほうが多く残る結果となります。
この結果から以下の法則が分かります。
・1次法則の場合、兵力も重要だが武器性能も重要
・2次法則の場合、兵力が圧倒的に重要
従って、大企業の場合、兵力=資本力、従業員数が多いため、2次法則と同じように、兵力でモノを言う戦いを展開したほうが有利です。一方で中小企業の場合、兵力を揃えることができないため、1次法則での戦いが有効で、なるべく1対1の戦闘に持ち込めるような戦場で戦う必要があるでしょう。1次法則が支配する戦場では武器性能が相対的に幅を利かせるので、武器性能に活路を見出せば勝機はあります。
言い換えると、大企業は全方位戦略で戦い、中小企業は大企業が入らないニッチ市場で戦う必要があります。
WEBアプリ「ランチェスター戦略 計算アプリ」 はここから入れます。
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