アルファベット・システム法
概要
アイデアを簡単に発想することができるアイデア発想法「アルファベット・システム法」を紹介しています。ヒゲそりの替え刃で有名なジレットが愛用していたアイデア発想法として伝わっている方法です。
アルファベット(日本の場合、50音)のそれぞれの文字で始まる「製品・サービス」を書き出して、それに対して、解決したい課題、問題点を出していきます。なるべくすべての文字に対してアイデアを発想するようにすることで、強制的にアイデアを発想することができます。50音の場合、最大で50個のアイデアが発想されることになります。
簡単に始められるよう、発想法のテンプレ―トを無料で公開しています。施肥ご活用下さい。
使い方
- テーマの決定
- 製品・サービスの書き出し
- 「製品・サービス」に関する行動・欲求の抽出
まず最初に、テーマを決めます。例えば、テーマを「食品業界」とします。この場合、パン、お菓子、飲料すべての分野が含まれます。一方でテーマを「パン」とした場合、食パン、総菜パンなど範囲は限定されます。最アイデア発想したい分野を限定したい場合でも、テーマは広くとったほうが、ワードを埋めやすいと思います。
テーマが決まったら、50音のそれぞれの文字で始まる「製品・サービス」を書き出していきます。
50音順に並べられた「製品・サービス」に対して、解決したい課題、問題点を出していきます。行動・欲求(やりたい・欲しい)を中心に考えていくと良いでしょう。
具体例
それではアルファベット・システム法の具体例を出しましょう。
テーマは「食品業界」です。
食品業界とテーマを広く取ったため、サイダーからソフトクリーム、パンなど様々なワードと、それに対して欲しいアイデアを得ることが出来ました。
私は、モンブランケーキが好きなのですが、チョココロネのようにパンに充填されたモンブランクリームパンがあってもいいのではないかと思い、これをアイデア商品化できないか考えてみたいと思いました。
テンプレートのダウンロード
アルファベット・システム法のテンプレートは、以下のリンクからダウンロードできます。
alphabet_system.zip ダウンロード