速度の経済性を分かりやすく解説!ますます早くなる現代のビジネス競争

投稿者: | 2020年3月22日

ビジネスはスピードが勝負です

他社に先駆けてビジネスを展開することで先発の優位性を獲得することができます。

先発の優位性に関しては過去の記事「先発の優位性と後発の優位性~特徴を把握して新規ビジネスに活かそう」に詳しく書いています。

先発の優位性によって様々な優位性を持つことができます。

ビジネスをいち早く展開する。

このようなスピード重視の競争をタイムベース競争といいます。

スピードを重視することで、様々な恩恵を受けることができます。

このスピードによる恩恵を速度の経済性と言います。

今回は速度の経済性に関して分かりやすく解説したいと思います。




速度の経済性とは?

速度の経済性とはスピードを上げることによって得られる経済的メリットのことです。

今日のビジネスはIOTの進展によって情報の拡散速度が速くなりました。

また経済のグローバル化によって競争相手が国内に留まらなくなっています。

実際にコンサルト業では人件費が安く、英語圏のインド人が活躍し始めています。

ますます市場環境の不確実性が高まっている世の中になってきたと言えます。

そのような市場で、仕事のスピード、製品開発スピード、回転率のスピード化などを上げること。

つまり仕事の効率化を図ることが極めて重要になってきました。

現代はまさに速度の経済性を考える必要がある時代なのです。

速度の経済性のメリット

速度の経済性のメリットに関して解説します。

先行者利益が得られる(先発の優位性の確保)

他社に先駆けて製品・サービスを販売することができます。

従って先発の優位性を確保することができるようになります。

他社に先行することで製品・サービスのブランド力をいち早く認知させることができます。

スピードそのものが優位性となる

自社が生き残るには他社には無い優位性が必要です。

マイケル・ポーターによれば他社に対して優位性を確保するには3つの戦略が考えられます。

①差別化戦略、②コストリーダーシップ戦略、③集中戦略

現在ではそれに加えて速度そのものも優位性の確保には重要となってきています。

ビンチャー企業が良い例ですが、他社よりも意思決定が速いだけで資本力を超えた力を発揮することができるのです。

2020年3月現在では、コロナウイルスがパンデミックとなって大問題になっています。

ワクチンを開発しようとしている企業はベンチャー企業が多いのが特徴です。

このような社会情勢が不安定な時期では、意思決定の速度そのものが競争の優位性となるのです。

他社よりも先行するということは、それだけで競争力があるのです。

投資効率が高まる

速度は製品開発でも重要です。

特にスマートフォンなどのハイテク家電では製品の機能が半期で大幅に向上します。

CPUでもムーアの法則というものがあります。

インテル社の創業者のゴードン・ムーア氏が提唱した法則で、集積回路上のトランジスタ数が18か月(=1.5年)ごとに倍になるというものです。

ハイテク企業を中心として製品の品質はますます向上していきます。

このようなスピードの中では製品開発の速度は極めて重要な競争優位性の源泉となるのです。

また新製品を次々とだすことで、在庫を少なくするメリットもあります。

始めから在庫を少なくして売り切れば、不良在庫を抱えるリスクを減らすことができます。

在庫を少なくすることで、キャッシュフローの改善も可能です。

在庫回転率の高い企業は株主にとって価値のある企業なのです。

機会損失を削減できる

ビジネス速度が速いことで、製品開発から製造、販売に至るまで一連のリードタイムが短縮されます。

速度の速い企業はチャンスがあれば即座にビジネスを展開することができます。

逆にもたもたしている企業はせっかくのビジネスチャンスを失うことになります。

いわゆる機会損失となります。

機会損失とは、マーケットに参入していれば得られていたであろう利益が、参入していないために得られない損失を言います。

行動が遅いというだけで損失を生むのです。

速度重視のデメリット

ビジネスはスピードが速いほうが何にもまして重要です。

一方で速度を重視するあまり、弊害もありますので注意が必要です。

例えばスピードが速い企業はおそらくパイオニアとなる企業でしょう。

潜在的な需要が発見できればパイオニアとしての名声を得ることができます。

一方で需要が無いと投資は無駄になります。

また後発企業が優れた改良品を販売することで、先行していた製品が陳腐化される可能性もあります。




現在のビジネスはスピードは重要になっている

やはりタイムベース競争で得られるメリットはデメリットよりも多いです。

デメリットもありますが、それにもまして先発の優位性が得られるメリットは計り知れません。

もたもたしているとビジネスチャンスを失います。

チャンスを見つけたときは、常に迅速に行動して、他社をいち早く追い抜く必要があります。

やはり何でも早いということは良いことなのです。


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