自社の技術は本当に役立つのか?MTFフレームで考えよう

投稿者: | 2019年8月1日

自社の技術から市場のニーズを満たす方法とは?

今回はMTFフレームというツールを紹介します。

MTFフレームとは、M(Market=市場)T(Technology=技術)F(Function=機能)の略で、

自社の要素技術Tと市場ニーズMの間に機能・効用Fを入れることで、製品化や事業化のイメージを描きやすくするフレームワークです。

自社の技術は世の中のどのようなニーズを満たすことができるでしょうか。

意外と自社の技術の活かし先を探すのには非常に苦労するものです。

技術ありきで製品開発しても、顧客のニーズを満たせない製品は売れません。

顧客のニーズMと自社の技術=シーズTを照らし合わせて、どのような機能Fを満たすことができるかを考えることで、

ニーズに合った製品を開発することができるようになります。

(スポンサーリンク)

 

MTFフレームのやり方を実例で紹介

MTFフレームは、特にメーカーの新製品開発時に効果を発揮するフレームワークです。

 

ここでは素材メーカーを例にしてみます。

素材メーカーA社は天然素材を利用して硬質の微粒子を製造することができます。

この微粒子は顔料などに使用されてきましたが、別の分野への用途展開を考えています。

 

そこでMTFフレームを使って、

①顧客のニーズを明らかにすること

②自社技術が活かせる機能は何か

について考えることにしました。

 

マーケティング調査したところ、洗顔クリームに入っているスクラブ剤のプラスチック微粒子が

海洋汚染に深刻な影響を与えているというニュースを聞きました。

そこで自社の天然素材が代替品として使用可能ではないかと考えました。

 

MTFフレームで考えると以下のようになります。

市場のニーズ(M)として海洋汚染を抑える生分解性のスクラブ素材のニーズがあります。

一方で自社には天然素材で硬質な粒子を製造する技術(T)があります。

この技術を使用して顧客のニーズを満たすために、スクラブ剤に適した硬度と粒子サイズを用意することが重要と分かりました。

そこでA社は新しい市場に向けて素材のバリエーションを増やして、スクラブ剤いう新市場へ参入することにしました。

(スポンサーリンク)

 

技術開発が本当にお客様の二―ズと合致しているかMTFで考えてみよう

実例で紹介したようにMTFフレームを使用することで

顧客ニーズと自社の技術から、どのような機能を実現できるかを明確にすることができます。

一方で自社の技術不足で機能を満たせない場合、どのような技術を開発すれば顧客のニーズを満たすことができるか考えることにも役立ちます

場合によっては外部から技術導入することが肝心かもしれません。このような技術の棚卸にも役立ちます。

このフレームワークは市場Mから考えてもよいし、技術Tから考えて展開しても構いません。

重要なことはMTF3つの観点で整合性が取れることです。

 

顧客のニーズに合致した技術開発をしているのか?

疑問に思ったときにMTFフレームに当てはめて考えることで軌道修正することにも役立つツールです。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

当ブログのメインサイトです。
起業アイデアを自動で発想するWEBアプリを公開しています。
ぜひ立ち寄ってみてください!
アイデアジェネレーター

人気ブログランキングに参加中です。クリックしていただけると嬉しいです!

その他・全般ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です